早明浦ダムでKLX改モタードとの因縁の対決。 | かねごんのつれづれ日記 | バイク、お仕事、日常生活について、そこはかとなく語るBLOG(ブログ)です。 | YZF-R1をこよなく愛するかねごんのYZF-R1日記
かねごんのつれづれ日記
かねごんのつれづれ日記
一念発起して中小企業診断士になりましたw

早明浦ダムでKLX改モタードとの因縁の対決。

2006/10/30 12:00:00  バイク

第1段階 まずは様子見

モタードと同じラインをトレースして道のクセや相手の速さを確認。
と思っていたら、いきなり速いやん!マジやべぇ。様子見とかいっとる暇ナッシング。

実は、モタードに乗っているPUYOさんは、KLXを手に入れてからまだ1、2ヶ月。
ライダー歴やバイクの性能がいくらオラより上だとしても、今跨っているバイクへの習熟度では絶対に勝てると思ってたのよ。だから、限界手前のガチンコ勝負ならば、習熟度の差で無理できるコチラに勝ち目があると・・・

が、しかーし、スタート直後からいきなり火花散らしとるやん!マジですか?いつの間にそんなに乗り込んだの?つーか、車高落としたとはいえオフ車でしょ?何で接地するの?
コ、コイツ、イカレテマスヨ。で、チョー速いっす。
マシンもライダーも恐るべきポテンシャルと見たっ!

一瞬、無理せずにこのまま最後まで付いていこうかと考えてしまいました。イカンイカン。こんなことでは、ミスターポジティブの名がすたるで。
 

第2段階 走りを替える

『旋回競争』では勝ち目ない。それどころかじりじり離されそうやし、ワンミスで離されたら一巻の終わり。
つ~訳で攻め方を変更することに。

どう替えたかというと、
・コーナーとコーナーの継ぎ目の直線とは言えない様な短区間に、出来るだけ長い直線を引く。
・直線ではとにかくスロットル開ける。
・コーナー手前はフルブレーキング。
・コーナーのRはキツクなってしまうので、ブレーキを引きずりながらねじ伏せる。
つまり、『旋回競争』を止めて、むりやり『加速競争』にしたってこと。
具体的に言うと、ジムカーナの様に最短ラインを鋭角的に結んでいく感じ。
とにかく自分の得意分野にコースを変えてしまうのね。ラインの引き方と考え方を替えればOKなのよ。

言うのは簡単だけど、メチャ怖いっす。フロントはブレーキングの度に瞬間ロックで泣きまくりんぐ。リアは路面のうねりや継ぎ目で空転・食い付きを繰り返して、まるでモトクロス状態。ギャップでケツを跳ね上げられたら吹っ飛ぶので、加速時以外は中腰でお尻浮かした状態で我慢我慢。
 

第3段階 抜く方法を見つける

とにかく離されないように気をつけながら、しかも後ろからプレッシャーをかけながら、相手の走りを見るわけ。
で、自分の長所と相手の短所が重なるポイントが見つかればOKなんだけど、コレが大変ね。

 減速 R1 << モタード つーか、モタードほとんど減速してないし
 旋回 R1 << モタード どうあがいても勝てそうな気がしない
 加速 R1 >> モタード 抜けるだけの直線がない・・・

さて、どうしたもんかね。このまま最後まで付いていくことは出来るけど、それじゃぁR1に申し訳ナス っつーことで。

須藤京一ランエボ3とのバトル中の高橋涼介風に言うと、
『ゾクゾクするぜ、最高のゲームだ!乗るかそるかのワンチャンス! チラチラ見え隠れする針の穴のような突破口を突く!!』

見つけましたよ。針の穴。
旋回性が高くノンブレーキで突っ込むと、どうしてもラインのRは大きくなりますね。小さいS字のような切り返しでは、ほんの少し最短コースからラインが外れています。

抜くポイントは、

 小さいS字の後の短い直線

S字を直線的に抜け、脱出速度を高めておいて、その後の直線でアウトからかぶせる。コレしかないね。

コレが来たらいつでも飛び込めるようにおいしい回転数のちょい下をキープ。そのためにやむを得ず半クラ使う場面も。もうね、ほんとシフトチェンジする暇もないのよ。なんか2stみたいな走り方やね。
 

第4段階 仕掛ける

ひたすら辛抱して、ようやくそれっぽいシチュエーションが。待ってました。考える暇もなくフルスロットル。
アウトからかぶせたのはいいけど、危うくコースアウトする所やったがね。
あとは、ひたすら逃げるだけ。一旦前に出たら、コーナーで抜かれることはないだろうから安心よん。
 

第5段階 決着

と思っていたら、道が二股に・・・ 初めての道なんでワカランヨ
って立ち往生していたら当然のように再び抜かれ・・・

その時点で2人のライダー共に燃え尽きていた模様。そのままペースダウンしながらゴールに。

今回は引き分けやね。でお互い納得。自分的には一度でも前に出れたので納得納得。
 






というのは妄想なので、公道では真似しないように。

にほんブログ村 バイクブログ レーサーレプリカへ  にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ  にほんブログ村 猫ブログ 猫 多種飼いへ  広島ブログ

コメント

4 件

無理はしません!約束で!

無理はしません!約束で!
NO:10000051 NAME:pekeZS UPDATE:2006/11/01 05:29
次は(^O^)後ろで(3つ後ろのカーブで)少しでも見て見たいもんですな!見えん?
無理かな?でも2人共・気を付けてね!

ノーブレーキ・コーナリングに酔いしれ、すぎました。

NO:10000050 NAME:PUYO UPDATE:2006/11/01 00:28
KLX号を手に入れて2ヶ月、走りの研究にと1冊の本を買いライテクの勉強後初めての雄峠道スパ羅漢へ行き、まずは自分の走り方で走った後、本を思い出し実行してみるとマジ車体が安定して走れました。

なるほど本はウソつかない!あれから1月半実際早いのか?
やっと試せるチャンスでした。
結果はご覧の通りで、反省点はコーナーで寝かせ過ぎました。フロントにトラクションをかけ過ぎてアンダーガードをこすりまくりで、本には寝かせすぎに注意と書いてあったのだ。
それと前後のサスセッティングがあまく!特に後ろのバネレートを硬めに変えねばだめです。
タイヤのグリップに負けてましたから。

しかし35キロはさすがに長く感じました。走りに関しては精神的にも、少し余裕がありました。
とりあえず、バックミラーで2つ後ろのカーブを曲がってくるペケJ1200の後続を見ながらコーナーを攻めることが出来ていましたから。

しかし抜かれた直後は限界で突っ込み、ブレーキング時に大きくおケツをふっちゃいましたが・・・

今後は逆ハン&ドリドリをマスターせねば・・・

またかまってくだされ!

流石、元レーサー

NO:10000049 NAME:ガチャピン UPDATE:2006/10/31 22:16
本当に、すごいナレーションです。専門用語がバンバン出ていて、オイラは理解するのに、何度か読み返しました。後ろを走っていたのに、早々に姿が見えなくなったじょよ~

なは~!!

NO:10000047 NAME:オーちゃん UPDATE:2006/10/31 20:54
まるで、キャプ○ン翼のシュート瞬間のようにわずか0.1秒の間にスローモーション・・CMまたいでその上ナレショーンが入るなんて・・・無理!!
オイラなら、言葉をはしょって「よっ!(ブレーキ)とっ!(ネカス)はっ!(アクセル)」の三文字位しか頭に浮かばないっす!!
YZF-R1日記
管理人 かねごん
早明浦ダムでKLX改モタードとの因縁の対決。 | YZF-R1日記
早明浦ダムでKLX改モタードとの因縁の対決。 | YZF-R1日記
Googleサイト内検索